マイコプラズマ感染症とは?症状・検査・治療法を内科医がわかりやすく解説【吹田市の内科】|内科トータルケア こんどうクリニック|阪急千里山駅徒歩1分

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マイコプラズマ感染症とは?症状・検査・治療法を内科医がわかりやすく解説【吹田市の内科】

マイコプラズマ感染症とは?症状・検査・治療法を内科医がわかりやすく解説【吹田市の内科】|内科トータルケア こんどうクリニック|阪急千里山駅徒歩1分

2026年7月01日

マイコプラズマ感染症とは

マイコプラズマ感染症は、「マイコプラズマ・ニューモニエ(Mycoplasma pneumoniae)」という細菌によって引き起こされる呼吸器感染症です。細菌の一種ではありますが、一般的な細菌とは異なり細胞壁を持たないという特徴があり、そのため一部の抗菌薬は効果がありません。

子どもや若年者に多い感染症として知られていますが、近年では成人の感染も珍しくなく、家族内や学校、職場などで感染が広がることがあります。

吹田市でも発熱や長引く咳を主訴に内科を受診される患者さんの中に、マイコプラズマ感染症が疑われるケースがあります。風邪だと思って様子を見ていたものの、咳だけが何週間も続き受診される方も少なくありません。

マイコプラズマ感染症の主な症状
感染してから症状が現れるまでの潜伏期間は約2~3週間と比較的長いことが特徴です。
主な症状には以下があります。

長引く咳
最も特徴的なのが咳です。
初めは乾いた咳から始まり、昼夜を問わず続くことがあります。熱が下がった後も咳だけが3~4週間以上続くことも珍しくありません。
発熱
38℃前後の発熱がみられます。
高熱になる場合もありますが、インフルエンザほど急激ではなく、徐々に熱が上がることもあります。
のどの痛み・倦怠感
風邪と似た症状として、
・のどの痛み
・頭痛
・全身のだるさ
・鼻水
などがみられます。
そのため初期には一般的な風邪との区別が難しいことがあります。

大人も感染する?
「子どもの病気」というイメージがありますが、大人も感染します。
特に
・お子さんから家庭内感染
・学校や保育施設での感染
・職場での集団感染
などが起こることがあります。
成人では咳が長引くだけで発熱が目立たないケースもあり、「咳喘息」と間違われることもあります。

マイコプラズマ肺炎とは
マイコプラズマ感染症が進行すると肺炎を起こすことがあります。
一般的な肺炎よりも比較的軽症であることが多いため、「歩く肺炎(Walking Pneumonia)」とも呼ばれています。
しかし、
・高齢者
・基礎疾患のある方
・免疫力が低下している方
では重症化する可能性もあるため注意が必要です。
肺炎になると、
・息苦しい
・胸の痛み
・呼吸が速い
・酸素濃度の低下
などがみられることがあります。

感染経路
マイコプラズマ感染症は飛沫感染や接触感染によって広がります。
感染した人の
・咳
・くしゃみ
・会話
などで飛び散った飛沫を吸い込むことで感染します。
家庭内では食器よりも、近距離での会話や咳による感染が多いとされています。

検査方法
内科では症状や診察所見に加え、必要に応じて検査を行います。
問診
以下のような内容を確認します。
・咳がいつから続いているか
・発熱の有無
・家族や学校で流行しているか
・他の感染症との接触歴
聴診
肺の音を確認し、肺炎の可能性を調べます。
胸部レントゲン
肺炎が疑われる場合には胸部レントゲン検査を行います。
血液検査
炎症反応などを確認します。
迅速検査
医療機関によってはマイコプラズマ迅速検査を実施しているところもあります。症状や発症時期によって検査の適応が判断されます。

治療方法
マイコプラズマ感染症は抗菌薬による治療が基本です。
ただし、一般的なペニシリン系抗菌薬は効果がありません。
そのため、
・マクロライド系
・テトラサイクリン系
・ニューキノロン系
などの抗菌薬が使用されます。
年齢や妊娠の有無、薬剤耐性の状況などを考慮して処方が決定されます。
また、
・咳止め
・解熱鎮痛薬
・去痰薬
など症状を和らげる治療を組み合わせることもあります。

自宅で気を付けること
治療中は十分な休養と水分補給を心掛けましょう。
また、
・無理な運動を避ける
・十分な睡眠を取る
・咳エチケットを守る
・手洗いを徹底する
ことが大切です。
症状が改善しても咳だけが数週間残ることがありますが、肺炎の悪化や他の病気が隠れている場合もあるため、症状が長引く場合は再受診をおすすめします。

学校や仕事はいつから復帰できる?
マイコプラズマ感染症は学校保健安全法で厳しい出席停止期間が決められている感染症ではありません。
基本的には、
・発熱が改善している
・全身状態が良い
ことが登校・出勤の目安となります。
ただし咳が続いている場合は、周囲への感染予防のためマスク着用や咳エチケットを心掛けましょう。

このような症状は早めに内科を受診しましょう
次のような場合は早めの受診をおすすめします。
・咳が1週間以上続いている
・高熱が続く
・息苦しさがある
・胸が痛い
・市販薬で改善しない
・家族にマイコプラズマ感染症の人がいる
特に高齢者や持病のある方、小さなお子さんでは重症化することもあるため注意が必要です。

吹田市で長引く咳や発熱でお困りの方は内科へご相談ください

マイコプラズマ感染症は、風邪とよく似た症状で始まるため自己判断が難しい感染症です。しかし、長引く咳や発熱の背景には肺炎などが隠れていることもあります。

吹田市で「咳がなかなか治らない」「熱が続いている」「肺炎が心配」といった症状がある方は、早めに内科を受診しましょう。

適切な診察と必要な検査を行い、患者さん一人ひとりの症状に合わせた治療をご提案します。

長引く咳や発熱でお困りの際は、お気軽にご相談ください。

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